ウロコインコの餌の基本|ペレットとシードの違いとおすすめ商品


ペレットってなんだろう?シードと何がちがうの?おいしくて体にいいごはんが知りたいな♪
ウロコインコの健康は、毎日のごはん=主食の質によって大きく変わります。
この記事では、初心者にもわかりやすく「ペレットとシードの違い・おすすめ商品・注意点」を紹介し、愛鳥の食生活を整えるお手伝いをします。
🟥ペレットとシードの違いとは?
インコの餌には「ペレット」と「シード」の2種類がありますが、「どちらがいいの?」「何が違うの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
実はこの違いをしっかり理解することで、ウロコインコの健康を長く支える“ごはん選び”がぐっと楽になります。
まずは、それぞれの特徴をわかりやすく比較してみましょう。
✅️ペレットとシードの違い
項目 | ペレット | シード(穀物ミックス) |
---|---|---|
見た目 | 粒状の総合栄養フード | 種子のミックス(ひまわり、キビなど) |
栄養バランス | 必要な栄養がバランスよく配合されている | インコが好きな種子だけを選びがち |
健康管理 | 肥満や栄養失調を防ぎやすい | 偏食になりやすく、栄養管理が難しい |
保存性 | 高温多湿にやや弱い(密閉保存必要) | 比較的保存しやすい |

🟩ウロコインコにペレットがおすすめな理由
ウロコインコの健康を長く守るためには、毎日の主食選びがとても重要です。
最近では「ペレットを中心とした食事」が推奨されることが多く、栄養バランスや健康維持の面で大きなメリットがあります。
では、なぜペレットが良いのか、その理由をわかりやすく解説していきます。

自然の食材だからシードの方が良さそうだと思うんだけど違うの?
ペレットは、ウロコインコに必要なビタミン・ミネラル・たんぱく質・脂質などをバランスよく含んだ“総合栄養食”です。
特に初心者さんにはペレット食の導入が推奨されています。
✅️ペレットがおすすめな理由!
- 偏食を防ぎ、必要な栄養をしっかり摂れる
- 肥満や肝臓病などの生活習慣病を予防できる
- 飼い主が栄養管理をしやすく、安心感がある
- フンの色・量が安定し、健康状態を把握しやすい

ペレットって、ぼくたちの「バランス定食」なんだね!
🟨初心者に人気のペレット商品と選び方
「ペレットってどれを選べばいいの?」「種類が多くて迷う…」という方も多いのではないでしょうか。
実はペレットにはメーカーや素材、粒の大きさなどに違いがあり、ウロコインコに合った商品を選ぶことが大切です。
ここでは、初心者さんでも安心して選べる定番ペレットや、選び方のポイントをご紹介します。
✅️初心者に人気のペレット商品
- ズプリーム(ZuPreem)
アメリカ製の定番ペレット。総合栄養バランスに優れ、香りもよく食い つきが良いと評判。ペットショップでも手に入りやすいのが魅力。 - ベタファーム(VETAFARM)
MDペレットは獣医師が監修し、インコ類に必要なビタミン・ミネラルをバランス良く含んだ完全栄養食。 - ラウディブッシュ(Roudybush)
人工着色料・甘味料不使用で、健康志向の飼い主に人気。栄養価も高く、初めての切り替えにもおすすめ。 - ハリソン(HARRISON’S BIRD FOOD)
オーガニック100%、保存料なし。安心感が高く、極小粒タイプはウロコインコにもぴったり。 - リトルバードセレクションPRO
国産&獣医師監修で作られた安心ブランド。乳酸菌や健康成分配合で、国内の飼育環境に配慮されています。 - 黒瀬ペットフード・NEOシリーズ
小粒で食べやすく、コスパも◎。国産ならではの安定感と実績があり、継続しやすいのもメリット。



💡わが家は、お迎えしたペットショップで食べていたものをマネして
ベタファーム8:ズプリーム2のブレンド!
📝ペレット選びのポイント
チェック項目 | 解説内容 |
---|---|
成分と安全性 | 無添加・オーガニック・保存料なしのものを選ぶと安心 |
粒の大きさ・形状 | ウロコインコには小粒〜中粒が◎ フレーク状もおすすめ |
香り・味のバリエーション | 鳥によって好みが分かれるため、最初は複数試すのがベスト |
国産 or 海外製 | 国産=安心感、海外製=選択肢の豊富さ。どちらも品質で選ぶのが◎ |

ぼくはズプリームのフルーツの香りが好きだけど、みんなそれぞれ好みがあるよ!
🔄ペレット選びを楽しむコツ
- ✅ 少量パックを試してみて、好みに合うか確認
- ✅ 食べてくれないときは、慣れるまで少しずつ混ぜて与える
- ✅ 複数種類をローテーションして、飽きずに続けられるよう工夫
- ✅ 嗜好性だけでなく、健康面の信頼性も大切に
🟦シード食を与える場合の注意点
シード食は昔ながらの主食として親しまれてきましたが、与え方を誤ると健康を損ねるリスクがあります。
初心者の方でも安心して管理できるように、シード食の注意点と補助の工夫をわかりやすくまとめました。
✅️シード食を与えるときの6つのポイント
- 栄養の偏りに注意!
好きな種だけを選んで食べる傾向があり、ビタミンやミネラル不足になりやすい。特に脂肪分の多いヒマワリや麻の実の与えすぎに注意。 - シードの種類と量の管理
ヒエ・アワ・キビなどをバランスよくミックスした製品を選ぶ。餌入れには1日分だけを与え、殻を毎日取り除くのが基本。 - 高脂質シードはごく少量に
ヒマワリの種・麻の実・サフラワーなどはおやつ程度に。肥満や生活習慣病リスクを下げるためにも制限が必要。 - 副食や栄養補助をしっかり併用
小松菜・チンゲン菜・大根の葉などの青菜に加え、ネクトンS(ビタミン剤)やボレー粉・イカの甲(カルシウム源)も活用。※ほうれん草などアクの強い野菜は避ける。 - 清潔な管理と観察を毎日!
餌・水の交換、餌入れの掃除、食べ残しのチェックを日課に。体調や食欲の変化に早く気づくことが大切。 - ペレットと併用するのも◎
ペレットを主食にし、シードを「ご褒美・おやつ」として使うのもおすすめ。栄養バランスを取りながら嗜好性もカバーできる。

シードはおいしいけど、それだけじゃダメなんだって!
ぼくの健康のために、ちょっと工夫してね♪
💡どうしてもシードをあげたい場合は、“おやつ感覚”でごく少量を!
🟪栄養バランスを整えるコツと補助食
ウロコインコの健康を守るためには、毎日の食事で栄養バランスをしっかり整えることが大切です。ここでは、初心者の方でも実践しやすいコツと、役立つ補助食についてわかりやすくまとめます。
✅️主食だけでは不足しがちな栄養素
- シードやペレットだけでは、ビタミンA・カルシウム・ヨウ素などが不足することがあります。
- 特にシード中心の食事では栄養の偏りが起きやすいため、補助的な食品でのサポートが必要です。
✅️栄養バランスを整える4つの工夫
- 主食+副食の組み合わせが基本
毎日の主食(ペレット or ミックスシード)に加えて、小松菜・チンゲン菜・大根の葉などの青菜をローテーションで与えましょう。
農薬の心配がないものを選ぶのが安心です。 - 動物性タンパク質もときどきプラス
換羽期や繁殖期など体力を消耗する時期には、ゆで卵の黄身やアワ玉、塩抜き煮干し、ミルワームなどを少量与えるのがおすすめです。 - カルシウム・ミネラルの補給
ボレー粉やカトルボーン(イカの甲)でカルシウムを補いましょう。
衛生面を考えて、古くなったものはこまめに交換するのがベストです。 - 栄養補助食品の活用
市販の補助パウダー(ネクトンSなど)をペレットにふりかけると、ビタミン・アミノ酸・ミネラルを効率的に補給できます。
乳酸菌サプリやビール酵母入りの補助食品もおすすめです。
📋おすすめの補助食と役割
補助食の種類 | 主な役割・特徴 |
---|---|
青菜(小松菜など) | ビタミン・ミネラル補給。数種類をローテーションで与える |
ボレー粉・カトルボーン | カルシウム・ミネラル補給に最適。定期的な交換が必要 |
ゆで卵の黄身・アワ玉 | タンパク質補給。換羽期や繁殖期に少量与える |
栄養補助パウダー | アミノ酸・ビタミン・ミネラルなどを効率よく補える |
乳酸菌・酵素系サプリ | 腸内環境のサポート、健康維持、免疫力維持に役立つ |

ごはんは、ぼくの元気のもと!毎日いろんな味に出会えるとうれしいな♪
✅️補助食を与えるときの注意点
- 食べやすさや好みは個体差があるので、いくつか試してみるのがポイント
- 主食とのバランスを見ながら量を調整しよう
- 傷んだ補助食はすぐ交換し、清潔な環境を保つことも大切です
主食と副食のバランスが大切!
🧠まとめ|健康を支えるのは“毎日のごはん”
インコの健康を守るカギは、主食の選び方とバランス。
ペレット中心に切り替えることで、初心者でも安心して栄養管理ができます。
日々のごはんを通じて、「元気いっぱいなうちの子」を育てていきましょう!

おいしいだけじゃなくて、元気でいられるごはんが一番だね!
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